■テレビパソコン設置場所のルータ設定例
日本ではあまり見かけませんが、世界の国々で最も利用されていると思われるLinkSys社のルータを利用して、パーソナルサーバ(テレビパソコン)を外部からのアクセスに返答できるようにする設定をご紹介します。
ルータの管理者として、ログイン
(ルータの管理者としてログインするまでの解説は前のページにあります)
ユーザー名とパスワードの組み合わせが違っていると、下記のようにアクセスを拒否されます。
ユーザー名とパスワードが正しく入力されると、ルーターを設定する為の設定メニューが表示されます。
2 DMZホストの設定
下図がログインに成功した後の最初の画面です。ルーターを設定するメニューは、画面上の方にタブ形式で並んでいます。このメニューの中からタブを選択し、ルーターにさまざまな設定をすることができます。まずは下図の赤枠、Advancedをクリックします。
DMZホストを設定します。(DMZの意味の解説は、この目的と違うので割愛します。知りたい方はこちらのページをご参照)
下図赤枠内のDMZホストタブをクリックすると下の画面が出てきます。DMZホストのIPアドレスには、パーソナルサーバ(テレビパソコン)に割りあてられているIPアドレスを入力し、Applyをクリックします。
※テレビパソコンのIPアドレスを変更する方法はマニュアルに記載しています。
続いて、ポートフォワードを設定するため、下図の赤枠のForwardingをクリックします。
3 フォワードするポート:IPのマッピング設定
ポートを担当するアプリケーション、ポート番号、TCP/UDPのパケット種、IPアドレス等を指定する必要がありますが、ここでは、下記の赤枠内を、下図のように入力し、すべて入力が終わったらApplyボタンをクリックします。
上の設定内容の解説
外部(インターネット側)から、http(80)宛てに配送されるTCPパケットは、192.168.1.100のサーバに転送するように設定しています。同様に、2行目は外部から、ssh(22)宛てに配送されるTCPパケットも、192.168.1.100のサーバに転送するように設定しています。
このとき、テレビパソコンのIPアドレスは、お送りした時と同じ 192.168.1.100であることを前提としています。
上図、赤線枠内のApplyボタンを押します。
これでルーターの設定は完了です。インターネットから、テレビパソコンにアクセスする設定が完了しました。
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